9060問題への内閣府の対策は?8050問題との違いと国から受けられる支援を調査!

雑記帳
スポンサーリンク
スポンサーリンク

 

こんにちは。柴桜くろです。

今社会問題化している8050問題。8020ではないですよ。8020は80歳になっても歯を20本維持しましょう!のキャンペーンです。

NEVERまとめで目にしたんですが8050問題以外にも、最近は9060問題というものも出てきているんですって。社会問題化しているってことは日本でかなり増えている問題だってことですよね。どうなっていくんだろ、日本は。

…という一抹の危機感を覚えたので、政府が取っている8050問題についての対策について調べてみました。調べてみると「えっ…これだけなの?」と思うような正直しょぼい対策だったので、これはお知らせしていかないと!と記事を書くことにしました。

そういうわけで今回は

  • 8050問題と9060問題って何が違うの?
  • 9060問題で受けられる支援は何があるのか?

についてわかりやすくまとめたので、ご一読いただけると幸いです。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

8050と9060問題の違いを比較!

8050問題はニートで引きこもっていた子どもが歳をとり、50歳代になった状態のこと。

9060問題は…親が90歳代、子世代は60歳代になっている状態のこと。

ではなぜこんなことがおきるのか?また、8050問題と9060問題の違いについて解説していきます。

 

8050問題と9060問題をざっくり表にしてみました。

8050問題9060問題
ニートが長期化して引きこもっている子供を親が面倒みている状態
親世代が80歳代

子世代が50歳代

親世代が90歳代

子世代が60歳代

これら2つの問題の共通点は若い頃からいろいろな原因でニートになり、社会に出ることができない子供を親が面倒を見続けて長期化した状態です。

では10年の間にどんな違いが生まれてしまうのかを考えると

  • 親が90歳代であるということは介護度が高くなっていることが多い。
  • 親が死亡してしまうリスクが高まる。
  • こどもも60歳代ということは疾病にかかるリスクが上がってくる。

という点だと思います。

年金で生活できていても、収入の柱がそれだけだと先細りは目に見えています。親が元気でいられるならまだよいほうですが、どちらかが介護が必要な状態になったり、どちらも共倒れ…なんてことになったら本当に悲惨ですよね。

では国から受けられる支援はどんなものがあるのか?まとめました。

9060問題の対策は正直言って残念なレベル…

子供世代からの収入が見込めなければ、高齢である親世代の年金だけでは生活に困ってしまうことは目に見えています。

国の8050問題の対策をまとめると

  • 平成21年から引きこもり地域支援センター設置運営事業を開始
  • 平成25年からはひきこもり支援に携わる人材の養成研修・ひきこもりサポート事業を開始
  • 平成30年からサポート事業の強化

では、引きこもり地域支援センターって何なのでしょう?あまり聞いたことないセンターですよね。外部委託されているところもありますが全国の各市に配置されているわけではなく、67の自治体の75カ所(H30年4月現在)にとどまっています。

ではひきこもり支援に携わる人材の養成研修・ひきこもりサポート事業っていうのはなんでしょうね?引きこもり専門のサポーターや職員を育てる政策なんですが、サポーターの数は公表されていませんでした。公募しているところもありましたが応募が集まらず募集期間を延長しているセンターも…


生活が困窮してどうにも立ち行かなくなってしまったら、生活困窮者支援制度という政策もありました。これは引きこもりに特化しているわけではなく、働く意思はあるものの就労できていない人への支援になります。

ぶっちゃけ9060問題のための対策というものは発表されていません。

支援が必要な人は、今すぐ必要な状態にあるってこと。かゆいところに手が届いていません。

差し迫った問題であるのにかかわらず、たったこれだけの政策で社会問題になっている8050問題や9060問題を解決できるんでしょうか?ものすごい不安しか残りませんが、それぞれの政策の内容を調べてみました。

受けられる公的サービス・支援は3つ!

こんなに話題になっている8050・9060問題。国から受けられる支援・サービスは3つだけ。これらの内容について詳しく調査してみました。

受けられる支援は

  • 生活困窮者自立支援制度
  • 引きこもり地域支援センター
  • ひきこもりサポート事業の3つ

順に詳細を紹介していきます。

生活困窮者自立支援制度

今まで年金・健康保険から、生活保護までの間に支援制度はありませんでした。生活保護になる手前のセーフティネットとして設置されたのが生活困窮者自立支援制度です。この制度は働く意思がある人を対象にして、一時的に家賃補助をしたり相談をもとに計画を立てたりして自立を目指していくものなんです。

  • 就労準備支援事業 これは各自治体の任意設置で義務化されていません。平成30年現在435自治体が実施中。
  • 自立相談支援事業 こちらは設置が義務付けられています。905自治体が実施中。

では、どんな場合が適応になるのか私の住んでいる千葉県で調べてみました。

対象になる人は

  • 生活保護を受けている人を除く経済的な理由で生活に困っている人
  • 長期間失業している人
  • 引きこもり状態にある人など

生活保護は受けていないけど、経済的に困っている人が対象になります。

いつから受けられるのか調べると、はっきりとした答えは見つけられませんでした。しかし生活困窮者自立支援制度の内容から、すぐに支援が開始されるものと思われます。

引きこもり地域支援センター

引きこもりに特化した相談窓口を設置してくれています。引きこもり支援コーディネーターという引きこもりを専門にしているコーディネーターが自宅を訪問して、関係機関へつないでくれるんですって。ケアマネージャーのような役割ですね。包括的な支援体制の確保という政策があり、社会に出るための公共機関や施設、民間団体とのつながりを作ってくれるということです。

千葉県は千葉市に引きこもり地域支援センターがあるので、千葉市を例に適応になる人を調べました。

  • 千葉市内に住んでいる引きこもりの本人と家族
  • 全年齢対象

こちらの引きこもり地域支援センターは外部委託されています。相談の流れとして電話相談をしてから来所・訪問するようになっており、突然来所するとかなり待たされると千葉市のサイトに書かれていました。それだけ相談したい人が多いのか、職員が少ないのか…。初回来所・訪問の後は相談を継続して支援を受けられる流れになります。

ひきこもりサポート事業

引きこもりしている本人や家族からの相談を受けて、サポーターが自宅を訪問したり専門機関への紹介をしてくれます。

対象の人は引きこもり地域支援センターと同様で、初回の相談が終わってからの導入になります。


以上実際に受けられる公的支援・サービスの内容をまとめました。

個人的な感想ですが、このサービスや支援、煩雑な割に全都道府県に設置されているわけではないことを考えると手薄な感じが否めません。さらにすぐ支援が必要なのに悠長な感じも否めません。

地域によっては引きこもり地域支援センターがない場合もあります。その場合は市役所などの福祉部門に相談してみましょう。手薄な支援ですが、ないよりはましです。

まとめ

この記事では9060問題と8050問題の違い、国から受けられるサービス・支援について調査しました。

8050と9060問題の違いは

  • 原因は長期化したニートの子供を親が面倒を見ている状態で、どちらも同じ。
  • 親が80歳代、子供が50歳代→親が90歳代子供が60歳代
  • 親の年齢が上がるほど介護度が上がるリスクや、死亡するリスクが上がる
  • この年齢が上がるほど病気にかかるリスクが上がる

国から受けられる公的サービス・支援は

  • 生活困窮者自立支援制度
  • 引きこもり地域支援センター
  • ひきこもりサポート事業

の3種類のみ!引きこもり地域支援センターは自治体によっては設置されていないこともありますが、そういう場合は生活困窮者自立支援制度を利用して相談できます。

社会問題化している8050問題、いつ自分に降りかかるかわかりません。手薄な支援ですがないよりはましです!どんな支援があるかチェックしておきたいですね。

コメント